メナスヨルシア地上NM Hyoscya 学ソロ
 メナスのIVやVのNMはソロでは無理なものと思っていましたが、調べてみると学者で倒している方のブログをいくつか見つけました。肝は震天動地の章を使った精霊魔法での連携からのMBメルトンや計略でのスリップ削りのようです。学者はやることが多く面倒なので最近は敬遠していたのですが、メナスヨルシアとマリアミの準結晶のフラグが取れていなかったので連携のやり方から調べて、まずはヨルシアの朽葉の欠片VのNM、Hyoscyaに挑戦してみることにしました。学者で連携をする方法ですが、精霊魔法を撃つ前に黒のグリモアの震天動地の章を使って撃つと連携できるようになるので、これを2回繰り返して必要な連携を発生させます。レベル2連携を狙う場合、
[ レベル2連携を狙う ]
溶解[火](ファイア等) → 衝撃[雷](サンダー等) ⇒ 核熱(MB火光)
硬化[氷](ブリザド等) → 振動[水](ウォータ等) ⇒ 分解(MB風雷)
貫通[光](光門の計等) → 切断[土](ストーン等) ⇒ 湾曲(MB氷水)
炸裂[風](エアロ等) → 収縮[闇](闇門の計等) ⇒ 重力(MB土闇)
のように繋がります。Hyoscyaは植物らしく火属性に弱いようなので、ファイア→サンダー→核熱連携→MB火門の計をメインの削りにします。メルトンも使った方が確実ですが、連戦することも考えてSPアビは使わずにやってみることにしました。学者の装備は次のようになります。敵の魔法回避が高いので、魔攻装備の方も杖、足など一部魔命を意識した装備にしています。
[ 学者魔攻装備 ]
メインウェポンレブレイルグ+2 D+15 魔命+22
サブウェポンメフィテスグリップ
矢弾アーリーンノート
HAハット+1 魔攻+20 被物理-3% 被魔法-2%
エディネクラス
左耳ノーヴィオピアス
右耳ヘカテーピアス
HAコート+1 魔命+18 被物理-4%
両手ハゴンデスカフス 魔攻+17 被物理-1%
左手の指オメガリング
右手の指ストレンドゥリング
ブックワームケープ
火輪の帯
両脚ハゴンデスパンツ 魔攻+11 被物理-1%
両足アートシクブーツ Type:B R15
[ 学者魔命装備 ]
メインウェポンレブレイルグ+2 D+15 魔命+22
サブウェポンメフィテスグリップ
矢弾サバントテーシス
ブレムテハット
イボドラネックレス
左耳サイストームピアス
右耳ライストームピアス
イスキミアシャブル
両手ルリッドミトン
左手の指オメガリング
右手の指サンゴマリング
オガペポケープ
アスワングサッシュ
両脚アートシクロップス Type:B R10
両足アートシクブーツ Type:B R15
 Hyoscyaの特徴についてですが、今のところたぶん他にはMortaしか存在しないベラドンナ族のモンスターです。通常攻撃が特殊技扱いで、2つの触手で突く、触手をクロスさせてなぎ払う(追加効果ヘヴィ)、回転攻撃(ノックバック)の3種類があります。ネットでMortaについて調べると、戦闘人数や攻撃する方向によって攻撃方法が変わるようなことが書いてありますが、Hyoscyaはソロで戦っている分には3種類の攻撃全て使ってきます。追加効果ヘヴィがあるせいで、いざグラビデマラソンをしようとしても自分もヘヴィになっていることが多く煩わしいです;;。よって私は殴られながらリジェネやケアルで回復しつつ削る方法を取りました。敵の攻撃は一撃のダメージがでかいですが攻撃間隔が通常の敵に比べて長いです。ダメージは学者でプロテスV有りのIL装備で250〜400程、時々600程くらう時があるので時々2倍撃のような特性があるのかもしれません。この敵の嫌な技としてPCを魅了してラフレシアの姿にするフロンドファタールがあります。さらに魅了中のPCを吸収してHPを回復するフルブルームという技があります。フルブルームで吸収されたPCは即死する上に、この技を使うとHyoscyaがレベルアップします。しかしながらソロの場合魅了された時点で戦闘が中断されるのでフルブルームをくらうことはありません。魅了されてもスリップが入っていればHyoscyaのHPは回復せず、魅了は20秒ほどで切れるのでポップ位置の???から十分離れた場所で戦っていれば???まで戻って消滅する前に魅了が解けて戦闘を再開することができます。ただし魅了中にスリップが切れて回復されたり、スリップダメージで敵が黄色ネームのまま死んだりする可能性がありますが、それはもう運が悪かったとあきらめるしかありません^^;。アトロピンスポアはダメージ+睡眠+麻痺+静寂+強スロウの技で、Mortaの使うものに比べて強スロウが増えています。ダメージ自体はそれほどでもないので、殴られて目が覚めたら万能薬で麻痺と静寂を治し、学者の場合は強スロウは自然治癒で問題ないと思います。ナイトストーカーはダメージ+TPリセット技で、MP補給にミルキルをあてにしている場合はくらうとけっこう凹みますw。デラシネーターはダメージ+バインド+アムネジア+アイテム使用不可です。バインドとアイテム使用不可はそれほど問題は無いとして、アムネジアはこれからMB計略を入れ直そうとしている矢先にくらうと治るまで待たなければならないので困ります;;。魅了+死の宣告技のビューティフルデスは使ってこないようです。
 それでは実際の戦闘についてですが、わかせるための???はF.ビバック#3のあるちょっとした広場から北に伸びる道を真っ直ぐ北上した突き当たり近くにあります。トリガーは???付近にいるチゴーやF.ステーションの北あたりにいるラフレシアが落とします。フェイスは普通のものは範囲攻撃ですぐ死ぬので、敵の攻撃を受けないモーグリ、星の神子、サクラを呼びます。???付近にいるチゴー3匹を掃除したら、プロシェルV、アクアベール、リフレ、リジェネV、熱波の陣と一応虚誘掩殺の策をかけておきます。学者なので机上演習があるのですが、今回は殴られながらの戦闘ということで、HPが減って中断させられることも考えて机上演習ではなくリフレを使いました。計略は属性帯が無くても常に天候と曜日の影響を受けるようなので、熱波の陣を使います。火輪の帯があれば通常削りのファイアのダメージもアップします。虚誘掩殺の策は使う魔法と天候の属性が同じだと微妙に魔法命中率がアップするらしいです。これらの強化は切れたらかけ直して維持するようにします。アイスパも使いたいところですが、通常攻撃が数種類あるタイプの敵は通常攻撃が特殊技扱いでスパイク魔法の反撃効果が発生しないので、残念ながら使っても無駄になってしまいます…。麻痺を狙うならばMBを狙う直前などにパライズを入れると、殴られて邪魔されるのを防げるかもしれません。一発のダメージがでかいので私はファランクスは焼け石に水かと思い使っていませんでしたがこれはお好みで。強化がすんだらHyoscyaをわかせてF.ビバック#3まで戻ります。F.ビバック#3の広場の南東から東に延びる道があるので、この道に少し入ったあたりで戦闘します。奥に行き過ぎると樹人の雑魚がいるので気をつけましょう。ここで戦えば???までかなり距離があるので、魅了されてもだいたいキャンプの横を通り過ぎたくらいで魅了が解けます。魅了が解けてまだスリップが続きそうなら急いでフェイスを呼び出しなおして、再度Hyoscyaをキャンプ南東まで引っ張って戦闘再開します。運悪くスリップが切れていたらフェイス無しでも赤ネームにすることを優先します。では削りの手順ですが、戦闘位置についたら壁を背にして、回転攻撃のノックバックで通路の奥に押しやられないようにします。位置が決まったらまずMB計を入れます。手順は震天動地の章→ファイア→震天動地の章→サンダー→核熱連携発生→気炎万丈の章→MB火門の計です。MB計を狙っている最中は自己回復している余裕は無いので、始める前にはHPを十分回復しておきます。敵に殴られながら行うので、当然殴られての魔法中断、ノックバックでの魔法中断があります。開始前には必ずアクアベールが残っていることを確認します。アビと詠唱時間の短いI系魔法はあまり中断されることが無く、また連携は少し間があいても繋がるので核熱連携を起こすところまではそれほど難しくないと思います。問題は計をMBさせるところで、MBは急がないとけっこうタイミングがシビアなのですが、計略は少し詠唱時間が長めです。また殴られて詠唱中断したりすると、詠唱し直してもまずMBにはなりません。気炎万丈の章は絶対必要というわけではありませんが、できればスリップダメージ増加のために入れたいところです。計略のマクロをファストキャスト装備セットで詠唱開始→wait 1→魔攻装備セットに変更のように工夫しておくのは当然として、MBを邪魔されないコツとしては、火門の計の前の気炎万丈の章を使う瞬間と敵の攻撃のタイミングを合わせ、次の攻撃までに火門の計の詠唱を完了するというのがあります。アビは殴られてもノックバックでもキャンセルされないのでそのタイミングで気炎万丈の章を使えば、次に殴られるまでの間に安全に火門の計を詠唱できます。そのためにはその直前のサンダーを敵の攻撃の少し前に詠唱完了する必要があるのですが、それは敵の攻撃の間隔を覚えて合わせるしかないですw。上に書いたようにファイアとサンダーで核熱連携する部分は連携受付け時間が長めなので、そこでタイミングを調整します。いちいちHyoscyaをわかせて練習するのは大変なので、おそらく攻撃間隔も同じくらいでノックバック攻撃もあるモリマーの雑魚マタマタ等で練習しておくといいと思います。どうしても難しければ、MB失敗するよりはましなので気炎万丈の章はやめて疾風迅雷の章で計の詠唱時間を短縮する方がいいかもしれません。もしMBに失敗した場合は、MB計のスリップダメージはメインの削りと言ってもいいので、戦術魔道書のチャージが3つ回復したらすぐにやり直します。私の装備ですと、熱波の陣と気炎万丈の章有りでMB火門の計が成功すると1700くらいの着弾ダメージになります。黒のグリモア中だとレジストされなければ効果が170秒続き、計略のスリップダメージは3秒ではなく10秒に1回発生するので、切れるまでに3万程のダメージを与えることになります。ちなみに計略に関するアビリティで以逸待労の計というのがあるのですが、これは計がかかっている敵に使うとスリップダメージが2倍になり効果時間が半分になります。これが決まると戦闘時間の短縮になるのですが、残念ながら試してみてもミスにしかなったことがありません;;。昔は必中のアビだったらしいですが、複数の学者が同時に使うとスリップダメージが人数分の2の累乗倍になりHNMでも瞬殺できる不具合があったため、その対策として命中率が低めに修正されたようで、今では通常配置の雑魚敵相手でもミスになることがあるようです;;。本来なら計略を入れた本人でなければ以逸待労の計が使用できないといった修正がされるべきだと思うんですけどね^^;。MBが入ったらバイオIIも入れておきます。スリップが無事に入ったら、あとはファイア連打で削ります。私の装備だと熱波の陣と火門の帯有りで850程のダメージがでます。アクアベールがすぐにはがれないよう、敵の攻撃タイミングは避けて撃つのですが、通常の敵よりも攻撃間隔が長いため慣れないうちはボーッと敵の攻撃が済むのを待ってしまいがちですw。これも慣れるしかないと思います。自身の強化が切れた場合も敵の攻撃の合間にかけ直します。MPの補給については、この敵は魔法は使いませんがアスピルでMPを吸えるので、リキャストごとに吸っていきます。ミルキルを使うのであれば、TPが消えないようメインウェポンを固定する必要があります。ケアル時のメイジャン杖やタマシチ、リジェネ時間延長のコイウス等は持っていても使えなくなりますが、そのへんはお好みで。私は武器を固定してミルキルを使っていました。コンバートを使う際は、バインドとグラビデを入れて離れて使うのが安全なのですが、自分が追加効果のヘヴィ状態になっていることが多く距離を取るのが難しいです。どうしてもという時は敵の攻撃間隔が長いのを利用して、すぐにケアルできる準備をして敵の攻撃の合間にコンバート→ケアルで回復というのも一応可能ですが、そのタイミングでTP技が来るリスクはありますw。一応ワークスエーテルを数本持っていくと安心かもしれません。
 以上のように戦って、私の戦績はというと9戦して3勝です。最初の頃はMBが上手くできなかったり、武器を固定せずミルキルを使っていなかったのでMPがきつくなってオロオロしたりで、時間切れになることが多かったですが、最後の4戦は上に書いたように魅了中に敵がスリップで死亡ということが1回起こったのを除けば(当然戦利品などはありませんでしたが^^;)連勝できましたw。慣れさえすれば特に怖い攻撃はないので勝つのは難しくは無いと思います。また最初の頃はファストキャスト装備セットでアンフルローブや、リジェネ時に回復量アップのついたSVボネット+2等ILのつかない装備に着替えていたためか、700〜800以上のダメージを受けてやられることが2回ありました。着替えで少なくとも主要5部位はILの高いものをはずさないよう修正したところ、大ダメージでの即死はなくなりました。また9戦した後で気づいたのですが、リジェネVを使う際に私は横着してずっと黒のグリモアのままで使っていたのですが、改めて調べてみると白のグリモアに変えてから使うだけで、毎回の回復量が40HP→64HPと1.5倍以上、効果時間が60秒→108秒と2倍弱、さらに一手間かけて令狸執鼠の章を使えば216秒=3分36秒と3.5倍も長続きします。上に述べたようにあまりIL無しの防具に着替えるのはおすすめできませんが、上手く相手の攻撃の合間に使う自身があるならSVブレーサー+2も併用すると効果時間が270秒=4分30秒と4.5倍にもなります。白のグリモアに変えている最中に他に切れている強化をかけ直せれば、それらも詠唱時間の短縮と消費MP減の恩恵を受けられます。黒のグリモアに戻すまでにアビを3回使う手間を加えるだけでこれだけリジェネの性能が上がるので、やっておけば回復がずいぶん楽になったと思います。また防御食をとっておけば大ダメージでやられる危険も減るかと思います。私は調理スキルを90まで上げているのですが、防御食は必要な材料が多く自分で作るのは面倒、かといって競売で買おうとするとダース単位の出品ばかりでそんなにはいらない…とけっきょく食事をしないままでやっていました^^;。Hyoscyaは元々クリアフラグを取るためにやっていたので、安定して倒せるようになるまで数戦してみましたがこれ以上やるつもりは無いので、別のNMを学者でやるときは白のグリモアでのリジェネを意識してやろうと思いますw。
 ちなみに青のサンギン戦法でも3戦してみたのですが、まず1戦目はルーンの追加ダメージを期待してサポ剣で挑んだのですが、スリップ用にセットしておいたファウルウォーターのドラウンとディセバーメントの毒が何度使用してもまったく入らず、サポ剣では他にスリップを入れる手段も無く、削っては魅了されてHPが回復ということを繰り返したため、途中でデジョンリングで帰ってきました;;。ファウルウォーターのダメージが2桁しか出ていなかったので、おそらく強い水耐性があるのだと思います。2戦目はサポ赤にしてディアIIを入れ、通常殴りとレテナグレアとサンギンで削ってみましたが、戦闘自体は特に危険もなく進むのですが、殴るとやはり敵のTP技が多くなり魅了されることも増えて8割ほど削って時間切れになりました。3戦目は滅多に使わないリービンウィンドをセットして悪あがきしてみましたが半分ほどはミス、成功してもいまいち敵のTP技が減ったという実感もわかずw、同様に8割ほど削って終わりました…。他に何かいい方法がないかとも思ったのですが、魅了技と同様に睡眠+麻痺+静寂+強スロウのアトロピンスポアをくらう機会も増えるため(学者だと1〜2回、青だと5〜6回)そのたびに万能薬を使う必要があります;;。さらに強スロウは青の場合通常削りのスピードとサンギンの回転数に関わってくるので治さないわけにはいかないのですが、追加効果のヘヴィをくらっていることも多いため虚無の風1回で強スロウを治せるとはかぎらず、ヘヴィの方を治してしまうと強スロウで虚無の風の再使用時間がやたらと長くなり、その間に再度ヘヴィをくらうこともあるのでスムーズに確実に強スロウを治すなるとパナケイアの使用も考えなくてはならなくなります;;。そうなるとさすがに出費がバカにならないので青でやるのはあきらめましたw。
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